ひとこと解説~頚椎症性脊髄症とは?
2026/08/04
ひとこと解説~頚椎症性脊髄症とは?
頚椎症性脊髄症(けいついしょうせい せきずいしょう)とは、首の骨(頚椎)の加齢変化などによって脊髄が圧迫され、手足のしびれや動きの障害が生じる病気です。
主な症状
- 手のしびれや痛み
- ボタンを留める、箸を使う、字を書くなど細かい動作がしにくい
- 手足の力が入りにくい
- 歩行が不安定になる(つまずきやすい)
- 足が突っ張る感じがする
- 重症では排尿・排便障害が現れることもあります
原因
加齢に伴い、
- 椎間板の変性
- 骨棘(骨のとげ)の形成
- 靱帯の肥厚・骨化
などが起こり、脊柱管が狭くなって脊髄が圧迫されることが主な原因です。
診断
医師は以下を組み合わせて診断します。
- 問診・神経学的診察
- X線(レントゲン)
- MRI(脊髄の圧迫を確認するため最も重要)
- 必要に応じてCT
治療
症状の程度によって異なります。
軽症の場合
- 首に負担をかけない生活
- リハビリテーション
- 鎮痛薬や神経障害性疼痛の薬
中等症~重症の場合
脊髄の圧迫が強く、手の不器用さや歩行障害が進行している場合は、手術(脊髄の圧迫を取り除く手術)が勧められることがあります。
放置すると
脊髄は一度強く障害されると完全には回復しないことがあります。歩行障害や手の機能低下が進行する場合があるため、症状が続く場合は早めに整形外科(脊椎外科)や脳神経外科を受診することが重要です。
早めの受診をおすすめする症状
- 手のしびれとともに細かい作業がしにくい
- 歩くとふらつく、転びやすい
- 手足の筋力低下
- 排尿・排便の異常がある
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