ひとこと解説~尿路結石とは?
2026/07/10
ひとこと解説~尿路結石とは?
尿路結石(にょうろけっせき)とは、腎臓・尿管・膀胱・尿道などの尿の通り道(尿路)にできる硬い石のことです。尿に含まれるミネラルや老廃物が結晶化し、徐々に大きくなることで発生します。
主な症状
結石の場所や大きさによって異なりますが、代表的な症状は次のとおりです。
- 突然の激しい脇腹や背中の痛み(疝痛発作)
- 下腹部や股の付け根に広がる痛み
- 血尿(尿が赤や茶色になる)
- 吐き気や嘔吐
- 頻尿や排尿時の痛み
- 発熱(感染を伴う場合)
特に尿管に石が詰まると、「人生で最も痛い経験の一つ」と表現されるほどの激しい痛みが起こることがあります。
原因
最も多いのはカルシウム結石です。原因には次のようなものがあります。
- 水分不足
- 塩分や動物性たんぱく質の摂り過ぎ
- シュウ酸を多く含む食品の過剰摂取(ほうれん草、ナッツ類など)
- 肥満
- 遺伝的要因
- 一部の病気や薬の影響
治療
石の大きさによって治療法が異なります。
- 5mm以下:自然に排出されることが多く、水分摂取や痛み止めで経過観察
- 5~10mm程度:自然排出することもありますが、状況によって治療を検討
- 10mm以上:体外衝撃波で砕く治療や、内視鏡手術などが必要になることがあります
予防
再発しやすい病気なので、予防が重要です。
- 1日2~2.5L程度の水分を摂る(医師から制限がない場合)
- 塩分を控える
- バランスのよい食事を心がける
- 適度な運動をする
- 結石の種類に応じた食事療法を行う
すぐに受診すべき症状
次のような場合は早め、または緊急で医療機関を受診してください。
- 激しい痛みが続く
- 38℃以上の発熱や悪寒がある(尿路感染症を伴う可能性)
- 尿がほとんど出ない
- 強い吐き気や嘔吐で水分が摂れない
- 血尿が続く
尿路結石は適切な治療で改善することが多い病気ですが、一度できた人は再発しやすいため、治療後も水分摂取や生活習慣の見直しが大切です。
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