与野 さくらの町整骨院 タバコはケガの治りが遅くなる。
2019/05/31
タバコと接骨院
こんにちは、さくらの町整骨院です。
本日は『世界禁煙デー』です。WHO世界保健機構が1989年に制定した記念日です。
日本も、世界的も禁煙がどんどん進んでおり、喫煙者の方は減少傾向にあるそうです。
タバコは心臓病のリスクや、がんの発生率を高めることはよく知られていますが、ケガの治りを遅くするということはよく知られていません。
これはタバコを吸うことで、血液循環が悪くなり、カラダの隅々まで酸素を送れなくなるからです。
ではなぜ酸素がカラダの隅々まで送れないとケガのあおりが遅くなるのかと言うと、酸素がケガを修復そる組織を運んでいるからです。
よく知られているのが白血球というものです。
擦り傷などをした際、傷ついた血管の修復をしてくれるのがそれにあたります。
また酸素は外傷にあたるケガの修復だけではなく、じん帯、筋肉などの組織修復の際にも必要な物質を送る役目があります。
タバコが組織修復を妨げることは最近の研究論文等にもよくよく取り上げられています。
しかしながら、タバコが好きな人はほんと好きですよね。
それこそ『タバコは人生の楽しみだ!!』なんてことをおっしゃる方もいます。
そういった方からタバコを取り上げてしまったら、逆にストレスで病気になってしまうことがあります。
ストレスから病気の発症、持病の悪化なんてことも。
これも最近の研究論文でたびたび取り上げられている題材です。
なにごとも適度にすることが大切ですね。
たまにしか吸わない人であれば禁煙をおすすめしますし。ヘビースモーカーの方であれば、本数を減らすようにおすすめしています。
当院へ来院されている患者様も、喫煙のされている方より、タバコを吸わないといった方の方が治りが早いような印象を受けます。
腰痛、膝痛、肩こり、捻挫、腱鞘炎、早く治すのであれば、その期間だけでも禁煙するのはいいかもしれません。